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良いお客さん、悪いお客さん

  • 執筆者の写真: TAKAHARA
    TAKAHARA
  • 2021年9月13日
  • 読了時間: 2分

更新日:2021年9月25日

先月、すごい安い予算でしたが久々に良いお客さんに出会いました。あるプロモーションビデオを制作したのですが、予算がないので映像は撮影しないで写真構成の作りになりました。予算が予算だけにお客さんもいろいろ演出を考えていたようですが、想像すればするほど現実化できないことに直面してどうしたら良いかわからないようでした。結局、写真構成なのでスライドショー的な感覚でしか想像できなかったのでしょう、やらないより気持ちの問題だと制作することをきめ弊社に依頼されました。こちらからの提案は、「予算が予算なのでお任せなら恥ずかしいものにはしませんよ」って伝えました。「いろいろ指示されるのであれば言う通りにつくりますよ」とも。。。2つの選択肢を与えました。さてクライアントはどちらを選択したかと言うと、もちろん前者です。弊社とは初めての仕事なのに信頼してくれました。とても意義深いです。


結果、最初にイメージしたことを伝えてもらいそれを越えるものを弊社は作ればいいわけですから、最初のハードルが低ければ低いほど仕事は楽です。実際そのハードルは一般の人が考えうる標準的なものだったので、とても楽でしたね。

プレビュー版を渡して、そのあと修正をすれば完成です。するとクライアントから感動したとの言葉が舞い込みました。修正箇所もなく、納品できてしまいました。予算が予算でしたから、さほど力入れて作ったわけでもないですが、ロジックを固めて単なるスライドショーではなくストーリーを作って構成しただけです。それがプロの仕事なのですが。。。

人は自分の想像を超えたものを見ると感動してくれます。特に真剣に考えていればいるほどリアルに物事を捉えててしまいます。自分の中で考えうる現実的な想定ラインを決めてしまいます。

逆にそれが考えられない担当者は何も考えていないのか、夢見る人でしょうね。悲しいかなこう言うタイプの人はとても多いです。自分の能力を棚に上げて、自分勝手に現実化できないことを平気でいいますね。そう言う時は「どうぞほかでおやりください。」って言ってあげます。その時点でそのクライアントは自分の知識不足からひとりのクリエーターとの繋がりが切れるってことですからね。それはとても浅はかな信頼関係だと思いますね。


今回のクライアントは、驚くほど出来に喜んでくれました。それは低予算であるけれどもクリエーターにとっては一番嬉しいことなのです。そう言うお客さんとは深い信頼関係が生まれ今後の作品において相乗効果が期待できるのです。


 
 
 

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