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ピカソの値段

  • 執筆者の写真: TAKAHARA
    TAKAHARA
  • 2021年5月20日
  • 読了時間: 2分

ピカソは自分の作品価値を明確にしたエピソードが有名。しかしその思考こそが芸術の値段を決める大いなるファクターではないだろうか。そのエピソードとは、ファンの女性に描いた30秒の絵、「この絵の価格は、100万ドルです」と言ったエピソードです。

詳しくは、ここを参照。



要約すれば30秒でピカソが描いた絵に対しての価格は、彼の絵描きとしての人生分が含まれているということです。絵に興味のない人にとっては価値は無いものですが、興味のある人にとってはそれだけの価値があるということです。私が映像コスト論で記述している通りほとんど値段は決まっていますが、できた作品にその固有の価値や芸術料はほとんど含まれていないのです。

でもそれって有名な芸術家だけですよねって言われます。はい、その通りです。

だからといって、安くする理由にはならないのです。


ゴッホだって生前は全く売れない画家でしたが、死後ブローカーによって価格が釣り上げられました。今の世の中、知ったかぶりの人たちが自分の私利私欲のために芸術系のコストを下げようとしています。だって値段があってないようなものですから。


ただそれを当たり前に言われると、頭おかしいんじゃないのって思えます。特に映像系の作品は、やり方次第でいくらでも付加価値をつけます。そこで得た利益をあたかも自分だけの努力だと思い込みたい企業が多いのも事実。いえいえ、運良くいいクリエーターに出会えただけでしょう。


ちなみに伸びる企業は何故かいいクリエーターとリンクしています。特に個人が多いですね。船頭が多いデザイン会社は逆に辛いところがあります。まぁだいたい絵描きは1人での作業ですから。。。





 
 
 

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