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テレビ離れを実感できないテレビ局

  • 執筆者の写真: TAKAHARA
    TAKAHARA
  • 2021年5月21日
  • 読了時間: 2分

昨日飛び込んだyahooニュースを見ていよいよテレビの終焉を感じた。



実際テレビ局の人たちは、ラジオを通じてメディアの終焉を経験している。テレビが栄え、ラジオが廃れ、映画が廃れていった。営業的仕組みからラジオはどうがんばっても巻き返せない。クルマを運転する人たちや受験勉強する人たちしか聞かないだろう。そんな状況をただ指を咥えてテレビの人たちは見ていた。自分たちは大丈夫だと思い、なにもしなかったというより何もできなかった。今似たような状況が迫っている。でもこの状況は回避できるのだができない。やれないと言った方がいい。なぜなら2つの大きな問題があるからだ。

一つはBPOを作ったためにやたらコンプライアンスがうるさくなった。ウソはダメ、やらせはダメ、過剰演出はダメ、、、ダメダメだらけ。そのため放送禁止用語、裸、社会に悪影響をあたえそうなもの、全てダメダメダメ。その結果、心霊やオカルト番組は消えていった。

エッチな番組も消えていった。私の知り合いのプロダクションが作っていた「ネプ投げ」もBPOによってなくなった。昔に比べ表現の自由はなくなってどこも似たような番組ばかり。

バカ笑いさえない。

こうなったのはもう一つの原因であるテレビ局のプロデューサーの質が下がったこと。責任を取る仕事が嫌になったことに他ならない。昔の剛腕プロデューサーはとにかく面白いものを作れ、ただそれだけだった。他社が真似できないモノ、くだらないものでもいいからぶっ飛んでいるモノ、面白ければ視聴者はついてくるし社会が変わる、ブームが起こると言っていた。でもスイスペのKさん、筋番のHさん、なぜかブーム起こして銀座で豪遊してそのあと消えてしまった。。。。

今は地上波じゃないところがシノギを削っている。もしかしたら地上波は衰退し、ローカル局も消えてゆき、逆にBSとかがCSのような専門チャンネル放送して生き残るかもしれない。そういう意味でいまBS11とBS12に注目している。いつかBPOに関係ない独自路線の曲が出てきたら面白くなるかもしれない。


つまる話、コンプライアンスを叫ぶテレビ局は消えて、自由に自己表現できるものを放送するネットや独自路線のテレビ局が生き残るのだろう。

そう思えるのは、WOWOWで放送中の「電波少年W」の出演する伝説のテレビマンたちの語りが物語っている。自分たちがワクワクする衝動や情熱が視聴率を生んでいたのだって感じます。。。。




 
 
 

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